期待値とは?|式投資で狙って利益を上げる方法

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投資の世界には、100%勝てる方法は残念ながら存在しません。
買いか売りか、確率的に有利な方を選択し、取引全体の損益で、最終的に利益を上げることを目標に取り組むことが大切です。

この取り組み方で利益を上げるためにとても重要な要素として、「期待値」というものがあります。今回は「期待値」というものが、なぜ投資で利益を上げるために必要なのか、お伝えしたいと思います。

期待値とは?

期待値」という言葉は、数学で一度は聞いたことはあるかもしれません。
そして、投資の世界にも期待値は存在します。

投資の世界でいう期待値とは、1回の取引で期待できる損益のことを表します。
この期待値は、以下の方程式によって求めることができます。

各項の意味
勝率  =勝った回数÷全取引回数
平均利益=合計利益÷勝った回数
負け率 =1-勝率
平均損失=合計損失÷負け回数

期待値がプラスの人は「勝ち」、マイナスの人は「負け」となります。
つまり、この計算式を用いて期待値を求めることで、勝ち負けを明確にすることができます。

勝率と期待値の関係

下の表は、2つのトレード結果を比較したものです。

前項で紹介した計算式を用いて、パターンAとパターンBの期待値を求めます。

表を見て分かるように、パターンAは勝率30%という結果にも関わらず、損失をなるべく抑え、勝った時に大きな利益を上げることで、トータルで10万円の利益を上げることができました。
そして期待値は+1万円ということで、パターンAの取引戦略は、10回の取引の中で勝ち負けがありながらも、1回の取引で1万円の利益を得られると言えます。

一方、パターンBは勝率90%ですが、1回あたりの利益は1万円しかなく、結果的に10回目の取引で19万円の損失を出し、トータルでは10万円の損失となりました。
これはいわゆる、典型的なコツコツドカンの戦略です。
期待値は-1万円ですので、パターンBの取引戦略では、1回の取引で1万円の損失を出すことになります。

つまり、期待値の考え方を知ることで、例え勝率が高くても投資の世界では負けることがあるということです。逆に、勝率が低くても利益を上げることは可能だということです。
今回のケースでいえば、パターンAの取引戦略は「勝てる戦略」、パターンBの取引戦略は「勝てない戦略」だと分かり、取引戦略の視える化ができるのです。

投資で利益を上げるための法則

パターンAの取引戦略から、投資において勝率はさほど重要な要素ではなく、その戦略で利益を上げることができるのか判断するには、期待値が重要だということです。

そして、自分自身の目標利益を上げるための方程式が下記になります。

要するに、より高い期待値の戦略で取引を行い、その回数を増やすことで利益を大きくすることができるということです。
また、取引回数はマイナスになることはありませんが、期待値がマイナスの値の場合、そのマイナス値が大きく、取引回数も多ければ大損失につながる可能性もあるのです。

この方程式からも、投資で利益を上げるうえで、期待値がどれだけ重要な要素であるか分かります。

大数の法則に則った取引

1回の取引あたりの利益を大きくするためには、より期待値の大きい戦略を見つけ、その戦略を信じて繰り返し取引することで、最終的にトータルの取引で利益を上げることができるのです。

先ほどのパターンAの戦略でいえば、期待値+1万円なので、10回の取引で10万円、100回の取引で100万円、1,000回の取引で1,000万円の利益を狙って取れることを意味します。

ただし、この理論を信ぴょう性の高いものにするためには、大数の法則に則り、取引回数を増やすことが重要なのです。

大数の法則がどのようにして成り立つのか、サイコロを用いて解説してみます。

大数の法則
サイコロを振って、1の目が出る確率は6分の1という理論値が存在します。
しかし、実際にはサイコロを6回振ったところで、1の目が1回出るとは限りません。
6回振って、1回も出ないことがあれば、3回、4回も出ることがあります。
6回振っただけでは、1の目が1回出るかどうか分かりませんが、600回振れば100回、6,000回振れば1,000回に近づくように、サイコロを振った回数が多ければ多いほど、6分の1という理論値に近づいていきます。
このように、数多くの試行を重ねることで、理論上の値に近づくことを「大数の法則」といいます。

大数の法則に則った取引を有効なものとするためには、数多く取引する必要があります。そのため、途中で資金が底をついたり、破産してしまわぬように、資金管理とリスク管理が重要となります。
⇒(※資金管理については、こちらの記事を読む

期待値を重視した戦略で利益を上げるためには、大数の法則に則った取引が必要であり、その大数の法則を有効にするためには、適切な資金管理、リスク管理によって数多くの取引ができるような準備が必要なのです。

まとめ

今回、記事の中で紹介した期待値を求める方程式は、自分自身の取引戦略が「勝てる戦略」なのか「勝てない戦略」なのか判断することができるものです。

投資で勝つために、投資家が本当に注億すべきことは、勝率を上げることではなく、いかに高い期待値の戦略を見つけ、その戦略を大数の法則に則って繰り返し取引することです。
期待値を有効活用した、確率論に基づく投資法で利益を上げていきましょう。

(※この記事で紹介している方法は、投資の学校が提供する小次郎講師の講義を元にしています。)

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コメントはこちらからどうそ

  1. なるほど!むやみに取引しようとしてポジポジ病に罹るな。
    勝てる!と確信した時にこそ自信を持って取引しろ
    という提言ですかね。勉強になりました。

  2. 解りませんね。
    期待値の計算を見ると取引の結果から出た数値でしょう?
    それをまだ出ていない先のトレードからどうして出すのか理解出来ません。
    期待値だから将来のことと言うことは理解出来るのですが・・・・
    大数の法則も小次郎講師はよく例に使ってますが何十回、何百回とやる前に資金が尽きてしまう可能性もあるのではありませんか?
    勿論何十回、何百回のトレードを重ねればその内何回かは勝ち目がでるでしょうけどそれでは大数の法則で勝ったことにはならないのでは???

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