短期トレーダー向き!株式投資の銘柄選び方

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株式投資で大きな利益を上げるための1つの重要なポイントは、銘柄選びです。

まず、株式投資を始めるときには、誰もがどの銘柄を選べばいいのかという問題にぶち当たります。株式銘柄数はかなり多いため、どういった基準で選べば正解なのか戸惑う方もたくさんいらっしゃると思います。

ただ、銘柄選びは、株式取引をする上で利益を上げられるかまたは損失を出してしまうかどうかに非常に関わってくるところなので、初めの一歩で間違えないために、銘柄選びをする際のポイントをしっかりと押さえておかなくてはなりません。

ただ、チャート分析などで選ぶ方法だと初めから覚えることがたくさんで嫌になってしまうので、この記事では株式投資初心者でもすぐに実行できる、失敗しない銘柄選び方を紹介していきます。

ぜひ、この記事を参考に銘柄選びをしてみてください。

銘柄選びの基本の考え方

銘柄はものすごい数があり、現在は3600社以上あります。こんなたくさんの銘柄の中から本当に良い銘柄を見つけようと思ったら、まず初心者ではお手上げです。

たまたま暴騰している株があって人気になったところを「あの会社の株が暴騰してるぞ」買うと、そこが一番の高値になっているといったようなことがよくあります。

もし、暴騰する銘柄を暴騰する前に知ろうと思ったら、それはもうその会社のことをよく知っていなければ、暴騰する前にこれからこの会社は暴騰するなんてことは分かるはずがありません。そのため、あっち側でこの株が暴騰しているとか、こっち側であの株が暴騰しているとか聞くと羨ましくなってしまうのですが、それは宝くじのような運の世界になってしまいます。

株を運だけで運用していては、利益を出し続けることは絶対に出来ません。

そのため、初心者の方は特にまずは欲張らずに基本的な知識をつけて、着実に利益をだせるようになっていきましょう。

まずは20銘柄

まず、大前提として銘柄を多く持っていれば良い」というものではありません。たくさんの数の銘柄がありますが、取引する銘柄はせいぜい20程度で十分です。

FXで例えると、みんな基本的に取引している通貨ペアというのはドル/円だったりユーロ/ドルだったりと、せいぜい3~5通貨ペアくらいを取引しており、もっと多くやっている人でも10通貨ペア以上をやっていたらものすごく多い、といった印象になります。

通貨ペア自体が実際には何十何百とありますが、実際に取引しているものは10通貨ペアくらいが多い、実際3~4通貨ペアだけで十分儲けている方は儲けています。さらには、日経225先物取引の場合には、銘柄は日経225先物取引しかありませんから、その一つのみで取引をしますが、それでもたくさん儲けている人は儲けています。

このようなことから考えても、取り扱う銘柄が多ければ多いほど儲けやすいわけではないことが分かります。

長期トレードの場合は、暴騰するような銘柄を探すので銘柄が多い方が、チャンスが多いという可能性もありますが、短期トレードでは買いも売りもするため上がっても下がっても利益をとることが出来ます。

なので、暴騰銘柄を探す必要はまずありません。

20銘柄の選択方法

初めに20銘柄を選定するときには、どう選定すればよいかという点を解説していきます。

    【20銘柄の選択方法】
    ・自分の勤める会社、親戚友人の勤める会社、取引先等、よく知っている会社
    ・自分の興味ある業種、興味ある会社

まず、自分にとって一番近い身近な銘柄から選んでいくことをおすすめします。
たとえば、自分の働いている会社(自主株)のもの。これは買える人と買えない人がいますが、自分の勤めている会社であれば経営状況などもよく分かっているので、最初に選ぶ銘柄としては安心でしょう。

それから親戚・友人の勤めている会社や、取引先の会社や普段使っている飲食店の会社などよく知っている順番に銘柄を並べていきます。

そのようにして、自分の興味がある業種や会社、そういった順番で20銘柄を選定していくのですが、ここで大事なのは「同じ業種ばかりを選ばないこと」です。

いくら興味があるからと言って、すべて同じ業種で見てしまったりすると、なにかその業種に問題が起きた時に心配です。なので、同じ業種のものはなるべく少なくして20銘柄選定し、その20銘柄を毎日毎日ウォッチするようにしましょう。

銘柄選びの条件

まず20銘柄選び方について解説しましたが、いくら身近な銘柄といっても銘柄選びをするさいには重要な条件があります。その条件に該当したものを、20銘柄選ばなくてはいけません。

この項では、その条件について詳しく解説していきます。

選ぶ銘柄の6つの条件

1、流動性があること
たくさんの人が取引している(取引量が多い)銘柄を選ぶことが重要です。
新興市場などで、ときどきほんの一部の人が取引しているだけで値段が決まっているというようなことがあります。そういった銘柄では安定した利益は見込めませんので、このような取引している人が少ない銘柄は選ばない方が良いでしょう。

2、経営が安定していること
当たり前ですが、少しなにかが起きると潰れてしまうような会社はだめです。
会社の経営状態についてはどこでチェックできるのか事項で詳しく解説していきます。

3、コンプライアンスがしっかりしていること
コンプライアンス(企業が法令や規則をよく守っているかどうか)がしっかりしていない会社の銘柄を持つのも少し不安があります。

最近はどこも不祥事がものすごく多いため、大企業であっても安心はできない部分はあるのですが、やはりそうはいっても、しっかりある程度年数を経ている会社はコンプライアンスはしっかりしているところが多いです。

それに対して、出来てまだ間もない会社はやはりコンプライアンスその他がまだまだ不完全な場合が多く、社長が「いけいけ!」みたいな勢いだけで流れを作っている会社だとやはりコンプライアンスに不安があります。
そのため、そこそこ若くない企業の銘柄のほうが安心と言えます。

4、売りも買いも出来る銘柄
売りも買いも出来る銘柄のことを貸借(たいしゃく)銘柄と言います。短期トレードの場合は、売りも買いもして利益を得るので、この貸借銘柄を選ぶ必要があります。

信用取引の中に貸借銘柄というものがあるので、そういった銘柄を選んでください。

5、業種が偏らないこと
前項でも触れましたが、業種は偏らないようにすることが重要です。

例えば、インフルエンザが流行すると一時的に旅行業界の価格は下がってしまったりするのですが、このときにウォッチしている20銘柄中のほとんどが旅行関連の業種の銘柄だった場合、一気に流れが変わってしまい大きな損失を出す場合もあります。

このようなケースを避けるために、銘柄選びの際には業種は偏らないように注意しなくてはなりません。

6、途中で入れ替えは可
ただ、選定した20銘柄を途中で入れ替えたりすることは構わないので、最初に20銘柄これだと思うものを選んでおいて、その後にこっち側のほうがよくなった、あっち側のほうに興味が出たといったことがあれば、すでに選んでいた20銘柄から「これやめた」と言った風に取捨選択して、選定した20銘柄を毎日ウォッチしていきましょう。

銘柄選びに迷った時は「日経400」!

銘柄選びで迷った時は日経400の中から選びましょう。

日経400とは日本のありとあらゆる企業の中から

    ・経営が安定している
    ・流動性がある
    ・コンプライアンスがしっかりしている

こういった条件をすべて織り込み済みでベスト400社を選んだものです。

この400社の中にいろいろな業種がありますので、その業種の中からこの会社が一番興味ある、この業種からこの会社が一番興味あるというふうに選んでいただくと、自動的に銘柄を選ぶ際の条件も満たしてくれていることになります。

【日経400】
https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/index/component?idx=jpxnk400

有名なのは日経225(日経平均株価)ですね。日本を代表する225社の平均的な株価を日経225といいますが、ここ数年で上記で紹介した「日経400」が新たにスタートしました。

JPX日経インデックス400とは

日経400の正式名称は「JPX日経インデックス400」です。

■開発
東京証券取引所と日本経済新聞社の共同開発で生まれました。

■対象となるところ
・東証(一部、二部、マザーズ、JASDAQ)から選ばれた400社
つまり、日本の全ての市場から選ばれた400社となります。
また、毎年ガラッと銘柄の入れ替えを行い、旬な銘柄に更新されるので安心です。

ちなみに日経225では、東証一部のみが対象となっていますので、勢いの良い中小企業があったとしても、日経225には入ってきません。

■概要
・資本の有効活用や経営姿勢などグローバルな投資基準を元に投資家にとって魅力の高い400社を選出
企業は投資家からお金を預かっているわけですが、そういったものを有効活用して経営をしているかどうかといった経営姿勢など、グローバルな投資基準をもとにして、投資家にとって魅力がある銘柄はどんな銘柄なのかというのを日本のすべての市場から厳選して400社選んでくれています。

・中心はROE(自己資本利益率)
銘柄はROEという指標を中心として選ばれています。
ROEについては事項で詳しく解説します。

・すでに連動するETF(投資信託)が東証に5本上場、日銀や年金が買っている。
日経400に上場している会社の株をまとめて買うといった日経400を元にしたETF(投資信託)が東証でもすでに次から次へと出来ていて、それを日銀や年金が買っています。

そこから考えると、日経400に選ばれている会社の株は他の株に比べると上がりやすく、底堅い銘柄と言えます。

ROEとは?(おまけ)

■ROEとは
自己資本利益率のこと。

投資家(資本家)からお金を集めて、企業は経営をしているわけですが、

例えば、お金を預かっておきながらケチな経営者が、10億あるけれど9億は貯めていて、1億だけで運営しましょうといったことをしていたら、儲けはいつまでも大した額にはなりません。

せっかく10億があるなら10億を有効活用し、それで儲けを出して投資家に配当等で還元をしてもらえるのが投資家にとっての良い企業です。そのような預かっているお金をどれだけうまく運用しているかというのが、この「自己資本利益率」です。

■公式
1株あたりの純利益÷1株あたりの純資産(1株あたりの自己資本)

要は、投資家から集めたお金がどれくらいありますか、それに対してどれくらい利益をあげていますか、という計算です。

■ROEからわかること
・株主から得た資金(自己資本)をどれだけ有効に使っているか?ということを一番表すもので、外人投資家が日本の株でどれを選ぼうか決める際に非常に参考にする指標です。

昔からあった指標ですが、日本ではあまり重視されていませんでした。しかし、外人投資家が非常に良いということで重視している指標ですから、最近ではこれを基準に銘柄を見るようになりました。

■基準
・海外の優良企業は10%を大きく超えている
海外の優良企業と言うのはほとんどが10%を超えています。日本は最近ようやく上がってきて平均で8%くらいになってきましたが、まだまだ上げていかなくてはいけません。

日経400の銘柄選定の方法

日経225が日本の株式の中心だったわけですが、会社のそれぞれの株価を平均的にして計算するんですが、その計算方式が若干偏っていたため、一部の株価で日経225が上がったり下がったりしてしまいます。

株価自体が高い銘柄が重要視されてしまう傾向があります。
例えば、ソフトバンクが10%上がった、トヨタが10%下がったといった場合、トヨタが10%下がった方が影響が多い可能性もあります。しかし、そういった場合にも、日経225においては、ソフトバンクが10%上がった方が大きいと捉え、日経225が上がってしまいます。

日経225にはそのような問題点があり、それを改善したものが日経400となりました。

■日経225の問題
・225銘柄の平均株価
・ソフトバンク、ファーストリテイリング、ファナティック等の値がさ株の影響大

■日経400
経営姿勢も含めたグローバルに通用する400社を選定しています。
・国際的な正しい見方で銘柄選びをしてもらうための基準となる400社を選定。
・そのためにROEを選定基準の核に据えている。
・年金資金の運用先・日銀の買い入れ対象は日経400連動にシフトしつつある

候補になるための条件

日経400の候補になるためには条件があります。

    ・上場3年未満の会社、過去3期で営業赤字がある銘柄は除外
    ・過去3年間の売買代金が1,200位内の銘柄のうち、時価総額が大きい1,000銘柄が対象

この2点を最大条件として候補を選び、その後さまざまな内容を加味して銘柄の順位付けを行います。

■ポイント制
3年平均ROE(40%)・3年累積営業利益(40%)・時価総額(20%)

■加点条件(企業ガバナンス)
・社外取締役2名以上在籍
→不祥事が起きにくい

・国際会計基準を採用しているか
→会社の状況がを判断できる

・英語で決算情報開示しているか
→海外の投資家対策をしている

■前年度採用銘柄優先
440位以内なら継続して採用される

等。

銘柄入れ替え時期

毎年6月を選定基準日とし、そこでベスト400を決めて、毎年8月から第5営業日に入替銘柄を公表し、8月末日に銘柄入替えを実施しています。

その年、その年のベスト400社が選ばれているのが日経400なので、この中から銘柄を選べば、流動性にしても会社の健全性にしても、株価が上がりそうな気配にしても全部をクリアしている会社と言えます。

そのため、株式初心者の方はこの日経400から選んでいけば、スタートで運の悪い銘柄を引いてしまう確率はとても低く、安心して取引を始めることが出来るようになります。

さっそく、日経400をチェックして自分の興味のある銘柄を探してみてはいかがでしょう。

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コメントはこちらからどうそ

  1. 西山 健一

    株式投資で、どの株を買うか。業績がいい企業、成長が見込める企業など、いろいろと要素はあります。日経400から選ぶ、ROEに注目するなど、基本的なことをおさえることの重要さが分かりました。

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