初心者向け】株式投資のはじめかた

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株式投資には「リスクが高そう」や「損しているという話をよく聞く」などと言ったイメージから、手を出し辛くなっている人は少なくありません。また、株式投資の経験者の中にも、「昔少しやっていて損が出てしまってやめてしまった」という方もいるでしょう。しかし、実際には株式投資はしっかりとした知識を持ったうえで行えば安心して資産を増やせる投資方法です。

これから先、いまの給料が2倍3倍と上がっていくなんてことは多くの人には難しい話です。そんななかで、あなたは将来に対して漠然とした不安を感じていませんか?住宅ローンや老後の生活資金、お子様がいれば教育費用など、これからまだまだ多くのお金が必要であり、将来に向けていまのままではお金が足りなくなってしまうと思っている方は大勢いると思います。

そんな多くの人が持つ、将来のお金に対する不安を和らげてくれるのが資産運用なのですが、その資産運用のなかでも「株式投資」は、10万円程度の少額からでも取引が出来ることや、レバレッジ(※1)をかけなければ損失はそこまで大きくならないこと、さらには不動産投資や保険などのように利益を得るのに時間がかかるものでもありません。そのため、初心者が投資を始めてみるのにとてもちょうどいい投資方法なのです。

その他にも、株式投資には大きく分けて2つのメリットがあります。

まず、株を保持していることで得られる安定的な収益です。配当金や優待などがこれにあたります。次に、値上がり益による収益です。投資した会社の業績が良くなると、その会社の規模も大きくなります。株価もそれに応じて100円から150円へ、さらに200円へと、どんどん大きくなっていきます。

この2つの収益を利用することで、資産を形成しやすくなります。もちろん、初心者が株式取引で上手に運用して資産を得るということはそんな簡単なことではありません。しかし、基礎知識と株式取引の基本を押さえておけば、初心者でもきちんと資産を作ることは可能です。まずは利益を得るための基盤づくりとして最初は少しめんどくさいと思うかもしれませんが、株式投資を始める前にこの記事で基本知識を身につけていきましょう。株式投資で勝つ方法については、別の記事で解説します。(→別の記事へ

・株主優待や、配当金などの「安定的な投資方法」と、
値上がり益を狙う「積極的な投資方法」の2つがある

・基礎知識がなければ長期で資産を増やすことはできない

株ってなに?

企業(会社)が会社をはじめようする時や会社を大きくする時、または新しいサービスをはじめようとする時など、理由は様々ですが企業の手元のお金だけでは足りない場合に、資金を色々な人(投資家)から調達するための手段として、その企業のオーナー権利を発行しており、それを「株」と呼びます。

企業は、投資家が株を買ってくれるとそれが資金となり事業拡大などをすることができるのです。つまり、「株を買う」ということは、その企業に出資し、事業資金を提供していることを意味します。

あなたが普段接している多くの製品はさまざまな企業が作っています。たとえば、私たちの身の周りの物で考えると文房具や洋服、家具、家電などといったものです。私たちが使っているシャープペンシル、これは名前の通り東証1部に上場しているシャープ(6753)が作ったことに由来しています。けれども、そんなシャープのような大企業でも最初は中小企業の何もないところからスタートしたのです。

いま現在どのような規模の企業でも最初はお金がないので、株式会社の場合、事業の説明を行って投資家からお金を集めて事業を行います。その代わりとして、会社はお金を出してくれた投資家に対して、毎年利益の一部を「配当金」や「優待」といった形で利益の一部を株主(投資家)に還元してくれる、といった仕組みになっています。

将来、利益が大きくなりそうだと予想した会社の株を買えば、配当金を毎年もらうことが出来たり、大きくなった企業の株を売却することで利益を得ることが可能となります。

・投資家にとっては会社のオーナーの1人になること
・会社にとっては事業を始めるためのお金を集めることができる

株式投資はいくらから始められるの?

株式投資を始めるのに必要な金額は購入する銘柄の株価によって異なります。株価が安い銘柄は約1万程度で購入できますが、高いものだと数十万、数百万と必要な銘柄もあります。

例えば、みずほフィナンシャルグループ(8411)の場合、約1万6000円程度あれば購入できます(2016年6月22日現在、以下同)。はじめて株式投資をするときは誰でも緊張するものなので、みずほフィナンシャルグループのように100円台の株から投資を始めるのがおすすめです。株式の取引の練習にもなりますし、倒産リスクも少ないため株式投資のきっかけとしてはこういった銘柄の方が入りやすいと言われています。

次に、イオン(8267)です。イオンは、1単元(最低購入数)が100株となっていますので、現在の株価1546円で購入した場合、15万4600円となります。みずほフィナンシャルグループと比較すると最低購入価格はずいぶん変わります。このように銘柄によって、購入代金は、数万円で購入できるものから数十万円かかるものまで数多くあるので、株を購入するときはご自身の投資金額と相談して取引をしてください。

それぞれの銘柄の株価や単元数などはヤフーファイナンスで調べることができます。

・購入する銘柄の株価によって異なる
・安い銘柄なら1万円程度あれば取引ができるが、数十万円必要な銘柄もある

銀行預金と株式投資はなにが違うの?

銀行預金と株式投資との大きな違いは、大きく分けて2つあります。

    1.元本が保証されるか、されないか
    2.利回り

銀行預金は、銀行が破たんした場合、預金保険機構が1000万円までの元本とその利息を保護してくれます。一方、株式投資の場合、投資した企業が倒産した場合、元本が保証されないので、投資金額がゼロになるリスクがあります。

多くの人はこの「リスクがある」という情報だけを知っていたりするので、株式投資はかなり危険なイメージを待たれていますが、株式投資はその半面、投資した企業が大成功すれば株価は2倍3倍、さらには10倍になることも珍しくありません。

また、投資した企業が半年や1年ごとに「配当金」というものをくれることがあります。この「配当金」は銀行で言う金利と同じようなもので、例えば100万円をみずほ銀行に銀行預金として預けても1年間で100円(0.01%)、10年で1000円にしかならないのです。一方、同じお金をみずほフィナンシャルグループ(8411)に株式投資した場合、1年間で4万7000 円(4.7%)の配当金をもらうことができます。単純計算すると 10年でなんと74万円にもなるのです。これが株式投資の魅力のひとつとも言えます。

ただ、企業によっては配当金を出していないところもあります。そのため、最初から配当金を出していない企業の場合は、その会社がどれだけ利益をだしていても配当金をもらうことはできないので、注意して購入するようにしましょう。

また、配当金を出しているところでも、配当金の額は会社の利益によって額が決まるもののため、会社が赤字を出している場合などには配当金は出ないというのが一般的です。

・銀行預金の金利では資産は増えない
株式投資は株価が上昇すると、資産を増やすことができる
・配当金の利率(利回り)が銀行よりも良い企業が多い

株価ってどうして上下するの?

よくニュースなどで「日経平均株価がいくら変動しました」という話を聞きますが、実際に株価はどのように変動しているのか、よく理解している方は少ないと思います。インターネットが普及したため、パソコンやスマートフォンのクリックひとつで売買ができるので実感することは難しいと思いますが、株式を行う上で株価の変動について理解しておくことは基礎中の基礎のお話となりますので、しっかり覚えておきましょう。

株価変動の仕組み

株価は、食べ物や洋服と同じで、買い手と売り手がいてはじめて売買が成立します。例えば、「桃」を例に説明すると、豊作の年や収穫時期は市場に桃が多く出回るので、桃を欲しいと思っている「買い手」よりも、桃を売りたいと思っている「売り手」のほうが多くなります。すると「売り手」は自分が持っている桃が腐る前に値下げをしてでも売りたいと思うので値段がさがっていきます。

逆に、収穫時期でない場合や凶作の場合には、買い手よりも売り手のほうが少なくなるので、どうしても桃を手に入れたい人は、高い金額を払ってでも買い取ってくれるので桃の値段はあがっていきます。

株の場合も原理はこの桃と同じで、株の値段も買い手と売り手の需要と供給で値段が決まります。株式市場とは、桃の例で例えると青果市場のようなもので、その市場には毎日世界中の人が訪れて、各企業の株を物色して売り買いしていると考えるとわかりやすいと思います。

【株価が上がる場合】

【株価が下がる場合】

株価が変動する要因

株価は様々な理由で変動しますが、その中でも変動しやすい要因をいくつか解説していきます。

まず、株価が変動する一番大きい要因は、会社の通信簿にあたる業績の変化です。業績が良くなれば株価は上がりますが、その一方で、業績が悪くなれば株価は下落します。この通信簿を誰でも確認できるようにするため、決算書があるのです。株式会社はこの決算書を四半期(3か月)ごとに公表することが義務付けられており、この発表された成績によって株価が上昇したり、下落したりと変動が起こります。

もう1つの株価が動く大きな要因は、株式の需給バランスの変化です。さきほどの桃の話と同じで、株式を買いたいという人と株式を売りたいという人のバランスで株価は釣り合いが保たれているのです。 この株価が変動する要因として、企業をメディア媒体が視聴者へ伝えることで、「この会社は面白い事業やっているから買ったらおもしろいな」と思った人達が多くいれば、株価が大きく買われるケースもあります。

反対に、悪いニュースが出た場合、株価が下落するケースが多いです。例として、マクドナルドで異物混入問題が連日放送されていた時期には、日本マクドナルドホールディングス(2702)の株価が8日連続で下落しています

【日本マクドナルドホールディングスの8日間の株価】

・業績の良し悪しによって変動する
・株式の需給によって変動する(買う人が多いと上昇する、売る人が多い下降する)

取引には手数料がかかることを知ろう

株式の売買を行うときは、証券会社に支払う手数料が発生します。この取引手数料は、証券会社ごとに手数料が異なるのですが、その理由には様々な種類の証券会社があることが挙げられます。

・営業マンが取引をサポートする大手証券
・昔ながらのコールセンターに電話をして取引を受付する証券会社
・インターネットを使ってご自身で取引するだけの、ネット証券会社

主に上記の3つのタイプの証券会社があります。それぞれの証券会社のタイプによってかかる費用も違うので自然と手数料も変わってきます。ただ、注文の受け付け方は異なっていますが、売買を行うときには下の図のように証券会社は「買い手」と「売り手」の双方から注文を受けていろいろな手続を行うため、その手数料をとっています。

ネット証券と大手証券を比較した場合、ネット証券の方が取引手数料は圧倒的に安く「おトク」です。なぜならば、大手証券の場合だと顧客ごとに担当のアドバイザー(扱者)がついて銘柄選びや売買についても様々なサポートをしてくれるのですが、ネット証券の場合はサポートセンターのみで基本的には顧客が自分で調査した銘柄を取引するため、大手証券に比べてかなりコストを抑えることができているため、手数料が安くなっています。

例として、ネット証券大手のSBI証券と、日本証券会社最大手の野村証券との間で手数料を比較すると20万円相当分の株を購入した場合、下の図のようになります。

    野村証券店頭価格 :2,808円
    SBI証券 :199円

ネット証券の手数料の方が断然お得です。手数料を低く抑えたいという場合には、ネット証券が非常に人気です。ネット証券会社にも様々な証券会社があるので、ぜひ(記事→おすすめのネット証券会社)から、あなたに合う証券会社を見つけてみてください。

・株式取引には、手数料が発生する
・手数料は、証券会社によって違う

取引可能な時間っていつ?

会社にも就業時間などがあるように、株式取引にも取引時間があります。相場の変動を予期した際に先手を打つため、この取引時間を把握しておく必要があります。

例えば、朝の通勤中に新聞やニュースなど「ウクライナ情勢が不安」という情報を得た場合、寄り付き前(取引時間が始まる前)に売り注文出しておこう、などの対策が立てられるようになります。

これから株式投資を始めようとしているなら、是非この「取引時間」を知っておいてください。取引時間は証券取引所によって異なります。東証の取引時間は前場が9時から11時 30分まで。後場が午後0時30分から午後3時までとなっています。

取引で一番注意してほしいのは、寄り付きと大引け前です。この時間は一番株価が動きやすい傾向があるので取引時間と一緒に覚えましょう。

・東証・JASDAQ 前場 9:00-11:30 後場 12:30-15:00
・名証・セントレックス 前場 9:00-11:30 後場 12:30-15:30

購入する前にこんな株に注意

株式投資を始める前に注意すべき銘柄が2つあります。

    1、100円を割りこんだ銘柄
    2、社名を2回も3回も変えたことがある銘柄

まず、ひとつめの「100円を割り込んだ銘柄」について説明していきます。この銘柄の注意すべき主な理由は、株式市場では倒産リスクをはらんでおり、株価が乱高下しやすいと言われているからです。極端な話ですが、100円を割り込んだ株は明日に倒産してもおかしくないものと株式市場では判断されています。そのため、購入時は、この点を注意して購入する必要があります。

次に、社名を2回も、3回も変更している会社については注意が必要です。単純に会社が合併したことによって変更した例もありますが、中には、事業が低迷していることを隠すために社名変更した事例も数多くあるのです。

さらには100円を割り込んでいる銘柄で、社名を複数回変更している銘柄は特に注意が必要です。ネット証券でも、社名変更を行った場合は取引注意情報に社名変更の注意書きが上がってきますが、ネット証券の場合、情報が更新されると古い情報が消えてしまうこともあるので、気になったら、四季報で確認するか、直接会社のホームページに飛んで社名を確認することをおすすめします。

・株価が100円を割り込んでいる銘柄に注意
・社名を2回も3回も変更している会社には注意

短期投資と長期投資の違いとは

株式投資の大きなメリットは、安い時に買って高くなったら売却すれば利益を得ることができます。このような方法で、値上がりして儲けるためには2つの視点があります。

1 つ目は自分が目標としている株価まで値上がりしたら、すぐに株を売却してしまう投資法です。これが短期投資です。早い人では買ったその日のうちに売却、遅くても1年以内に売却するといった投資法です。この短期投資のポイントは、100円上がったら売るなどの明確な目標価格を設定することです。

もう1つは長期投資です。自分が興味のある会社を見つけてきて、この会社だったら5年後、10年後には、いまよりもっと会社の規模が大きくなって会社の利益が10倍、20倍、もしかしたら100倍と大きくなることを期待して買う投資方法です。理論上、会社の利益が大きくなれば、それに比例して株価も大きくなります。これが長期投資の醍醐味です。長期投資を行う視点は、将来会社の規模が大きくなるかどうかで購入するのがポイントです。

■短期投資
値上がりしたらすぐに売却する手法で、短期で値上がりする銘柄を見つけられるかと、売り時を逃さないことがポイント

■長期投資
将来の成長を予測し値上がりを待つ手法で、長期的な成長を予測できるかがポイント

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