FXで効率良く稼ぐ!|時間帯別の値動きを知ろう

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FXは、24時間取引が可能なため、本業の仕事がある方や主婦の方など、日頃忙しい方でも、自分自身のライフスタイルに合わせて、空いた時間を使ってやることができます。さらに、投資資金も株式投資に比べ、少額から始めることができるため、FXを始める方が増えてきています。

しかし、FXを短期間で大金を稼げるギャンブルのような感覚でやっている人もいますが、FXとは小手先のテクニックを覚えれば稼げるほど甘いものではありません。

FXを始める前に、まず必ず理解するべきことは、為替市場の本質を理解すること
つまり、為替市場の時間帯ごとの特徴や、相場が動きやすい時間帯をあらかじめ理解することが重要なのです。相場が動くということは、それだけ大きな値動きを取れる可能性があり、収益を増やすチャンスがあるからです。そこで今回は、為替市場の時間帯ごとの値動きの特徴についてお伝えします。
 
 

世界の外国為替市場と取引時間

FXは24時間取引可能な金融商品として知らせていますが、なぜ、24時間取引可能なのでしょうか?また、FXの世界では、どれくらいの金額が取引されているのでしょうか?
FXを始める前に、まずはFXの基礎知識から見ていきましょう。
 

FXが24時間取引可能な理由

FXが24時間取引可能な理由は、外国為替市場は世界の主要都市にあるため、何処かしらのマーケットが開いているためです。

▼外国為替市場の1日


 

各為替市場の取引時間

前述のように、各為替市場が順番にオープンし、どこかの市場がクローズしても、またほかの市場がオープンするため、FXは24時間取引可能なのです。

そして、時間帯によっては一つの市場しか空いていない場合もありますし、複数の市場の取引時間が重なっている場合もあります。これは、市場参加者の人数にも関係し、当然市場参加者が多い方が取引高は増え、値動きが大きくなる傾向にあります。
つまり、値動きが大きくなるということは、それだけ大きく収益取れる可能性が高くなります。
(※当然ながら、負けると損失も大きくなります)

そのため、どの時間帯にどこの為替市場が取引時間になっているのか、そして複数の為替市場の取引時間が重なる時間帯はどこかを知ることは、FXトレーダーとして重要なことだと言えるでしょう。下の表は、各為替市場の取引時間です。

市場別取引高・通貨ペア別取引高

いくつもの外国為替市場があるなかで、「世界三大為替市場」と呼ばれる3つの為替市場があり、
その3つは東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場です。

この3つの市場は、市場参加者が多く、取引高も多いという特徴があります。
世界の為替市場の取引高を比較すると、(※1)ロンドン市場は世界最大の取引高で、全体の37.1%のシェアを占めており、ロンドン市場に次ぐ取引高があるニューヨーク市場が19.4%、次いでシンガポール7.9%、香港6.7%と続き、日本は6.1%で5番目に取引高が多い市場です。
(※1 BIS調べ(2016年4月中))

さらに、FXではさまざまな通貨ペアが取引されますが、世界の為替市場で取引高が多い通貨ペアは、「ユーロ/米ドル」が全体の23%で最も多く、2番目は「米ドル/円」の18%となり、この2つの通貨ペアで全体の41%を占めています。


 

FXトレーダー必見の時間

FXは24時間取引ができるという特徴はありますが、常に相場が大きく動いるというわけではなく、流動性の高い(相場が動きやすい)時間帯、流動性が低い(相場があまり動かない)時間帯があります。FXで利益を大きく取るためには、値幅を大きく取ることが重要であり、そのために流動性が高い時間帯を狙ってトレードすることがポイントになります。
また、市場参加者にはそれぞれの思惑があり、その思惑が相場にさまざまな影響を与えます。ここでは、市場参加者の特徴を紹介しながら、相場の流動性が高くなる傾向がある時間帯について解説していきます。
 

「実需」と仮需」

一般的に、市場参加者は大きく2種類に分けることができます。

一つは「実需」と呼ばれ、基本的に買ったらそのまま保有し続ける、長期保有を目的としています。また、実需は長期間保有することになるため、ポジションを決済する時間制限がありません。長期間保有することで、その株価への影響は長期間に及び、長期トレンドの形成に影響を与えます。

もう一つは、「仮需」と呼ばれ、短期売買を好む投機筋が、株、為替、先物など商品の種類に関係なく、価格変動により利益を得ようとします。また、仮需は実需に比べ保有期間が短いため、一時的なトレンドは作り出すことがありますが、仮需が株価に影響を与える期間は短いものの、ボラティリティに影響を与えます。さらに、仮需は必ずどこかで反対売買をして決済をする必要があるので、ポジションの決済に時間的制限があり、反対売買が集中して決済されると、やがて実需のトレンドに戻るという特徴があります。
 

市場参加者と流動性の関係

相場が動くということは、その時間帯に市場参加者が多く集まり、売買が活発に行われることで流動性が生まれることです。
そして、24時間のなかで、特に市場参加者が多く集まり、流動性が高くなりやすい時間帯とされているのが、東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場がオープンする時間帯です。

また、各通貨には「マザーマーケット」と呼ばれ、その通貨が最も活発に取引される市場があります。例えば、円は東京市場、ユーロはロンドン市場、ドルは比較的まんべんなく取引されますが、ニューヨーク市場でさらに取引が加速します。
 

時間帯別の特徴

24時間のなかで、相場が動きやすいとされている時間帯は、東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場ですが、さらに細分化すると、この3つの市場にはそれぞれ値動きが大きくなりやすい、注目の時間帯があります。そこで、ここでは東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場のそれぞれの特徴についても見ていきましょう。
 

東京時間

東京時間がオープンする時間帯は、オセアニア(シドニー、ウェリントン)市場がすでにオープンしていますが、オセアニア市場は比較的小規模なため、東京市場がオープンすることで市場参加者が本格的に増えます。
しかし、東京時間では、実需による取引が多く、また外国為替市場が大きく動くようなニュースが発表されることも少ないため、値動きは限定的になりやすいとされています。そのため、大きなトレンドの発生は少なく、『レンジ相場(横ばい)』が多いという特徴があります。
 

東京仲値

東京時間のなかで注目すべき時間帯は、「東京仲値」が発表となる午前10時(日本時間です。

仲値とは、銀行などの金融機関が顧客(個人や企業)との外貨を売買取引する際の基準となるレートのことをいいます。仲値は毎営業日9時55分に仲値のレートが確定され、午前10時に発表されます。また、基本的には仲値のレートがその日一日の基準レートとなります。
ただし、仲値発表後に為替が大きく変動し、仲値レートが1円以上変動した場合は、「公表停止」となり、改めて仲値の決定が行われます。

そして、この仲値が発表される午前10時前は、東京時間の中で価格変動が激しくなりやすい傾向にあります。なぜなら、仲値が決まる直前は、米ドル/円の場合、ドルを買いたい、円を買いたい顧客が存在し、お互いに大きな資金を投入して売買を行うことで相場が活発になり、それによって価格変動が大きくなります。

例えば、銀行は利益を出すために、仲値のレートを上げようと、仲値発表直前にドルを大量買いします。そして、思惑通り仲値のレートを上昇させることができれば、仲値よりも安い価格でドルを買っているため、仲値のレートで顧客にドルを売ることで銀行は利益を得ることができます。
しかし、仲値の時間帯が必ず価格変動が激しくなるわけではありませんが、それでも、東京時間のなかで取引をするトレーダーの方にとっては、注目すべき時間帯といえるでしょう。
 

東京オプションカット

仲値の他にもう一つ、東京時間のなかで注目すべき時間帯があります。
それが、午後3時(日本時間)の「東京オプションカット」です。
オプションカットとは、(※1)通貨オプションのカットオフタイムのことで、オプション取引の権利行使の最終的な締切時間です。東京市場で取引されている通貨オプションは、その日に行使期限を迎えるオプションが午後3時で消滅してしまうため、権利が消滅する前にポジション調整で売買をすることで、為替市場が大きく変動することがあります。
 

通貨オプション
通貨オプションは、ある特定の通貨を、“権利行使期間”に“権利行使価格”で【買う権利(コールオプション)】または【売る権利(プットオプション)】の売買取引をいいます。
例えば、ある一定期間(権利行使期間)に、あらかじめ定められた価格(権利行使価格)で「米ドル円を買う権利」を購入したとします。この買い手は、権利行使期間内に為替市場の動向を観察し、通貨オプションで購入した「米ドル円を買う権利」を行使するか、あるいは放棄するかを選択することができます。あくまで「米ドル円を買う“権利”」であるため、その権利を行使するか放棄するか選択できます。

通貨オプションの売買の仕組みを簡単に解説すると、仮に「米ドル円を買う権利」を権利行使価格が1ドル=100円のときに買ったとします。そして、権利行使期間で実際のレートが1ドル=100円よりも円安であるときに権利を行使することで、実際の為替レートよりも安くドルを買うことができ、利益を得ることができます。逆に、1ドル=100円より円高に為替レートが動いていれば、権利を放棄し、実際の為替レートでドルを買ったほうが良いといえます。通貨オプションは、将来の価格変動リスクに備えた、リスクヘッジの手段として多くのトレーダーに活用されています。

 

ロンドン時間

ロンドン時間は、東京時間、ニューヨーク時間と取引時間が被るということもあり、非常に多くの取引量があります。つまり、取引量が多いということは、それだけ値動きも活発にため、トレードによる収益チャンスが多いと言えます。
また、ロンドン時間がオープンすることに合わせて、外国為替市場では東京時間での取引の流れに逆らった値動きとなるという特徴もあります。
 

ロンドンフィキシング

そんなロンドン時間の中でも、為替市場に大きな影響を与えるイベントとして『ロンドンフィキシング』というものがあります。
ロンドンフィキシングとは、現地時間の16:00(夏時間は17:00)、つまり日本時間で25:00(夏時間は24:00)に毎営業日行われる、金のスポット価格を決定することを言います。

なぜ、ロンドンフィキシングが重要なイベントかというと、ロンドン市場は為替市場だけではなく、金などの貴金属の現物取引でも世界の取引市場で重要な役割を担っており、ロンドンフィキシングで決められた金価格が、世界の金の価格指標となるのです。
そして、金は通常ドル建てで取引されていることから、金価格の変動はドルの需要に影響を及ぼします。そのドルは、為替市場において基軸通貨であるため、金価格の変動は、そのまま為替市場の価格変動に影響を与えるのです。

また、金とドルの関係は、逆相関にあります。これは、金が発行体のない、いわゆる無国籍通貨であることがキモです。仮にドルの発行体であるアメリカの信用が下がるとします。
すると、それに伴ってドルの価格も下がります。そして、無国籍通貨である金は、有事の際の安全な商品であることから、金が買われることになります。そのため、ドルが下がると金価格が上がり、逆にドルが上がれば、金価格が下がるという逆相関となるのです。
 

ニューヨーク時間

ニューヨーク時間は、ロンドン時間と同様に値動きが活発になりやすい時間帯ですが、特にニューヨーク時間は、相場の見立てが難しいと言われています。
その理由としては、ロンドン時間に入り、欧州各国の経済指標が発表されると、その結果に相場の動きが左右され、それがニューヨーク時間の相場にも影響を及ぼすからです。
また、アメリカの経済指標は、当然米ドルの値動きに直接的な影響を与えますが、為替市場の基軸通貨である米ドルの値動きは、米ドルが絡まない他の通貨ペアにも影響を及ぼします。
 

米雇用統計

ニューヨーク時間では、多くの経済指標が発表されていますが、特に相場を大きく動かす指標が、毎月第一金曜日に米国労働省から発表される「米雇用統計」です。
 

米雇用統計
米雇用統計とは、米国経済の中でも特に重要視されている経済指標であり、米国の雇用情勢を調査するために、失業率、非農業部門就業者数、週労働時間、平均時給、建設業就業者数、製造業就業者数、金融機関就業者数などの項目を発表します。
特に失業率と非農業就業者数は、FOMCによる金融政策を決定する材料の一つとして重視される項目です。

雇用統計は、毎月第一金曜日の日本時間で22時半(夏時間では21時半)に発表され、発表直後は値動きが非常に激しくなる傾向にあります。基本的には、雇用統計の結果が良いと円安方向に、逆に結果が悪いと円高方向に価格は動く傾向にあります。


上図は、2017年6月の雇用統計発表時の米ドル/円15分足チャートです。
ちょうど21時半に雇用統計の結果が発表されたと同時に、価格が急降下し、15分間で価格は約70銭下がりました。もし仮に、売りで仕掛けていたとしたら、+70銭の価値となり、1万通貨で7,000円、10万通貨で+7万円の稼げたことになります。

しかし、どちらの方向に動くか不明な状態で、買いか売りどちらかにポジションを取って、一攫千金で利益を狙うことは、トレードではなく、もはやギャンブルと言えます。
実際に、発表直後に一瞬で一方向に大きく価格が動いても、発表から数時間経過すると、発表直後の方向とは逆方向に価格が反発することがあります。
根拠なしに、勘でポジションを取ることは「正しいトレード」のやり方ではなく、ギャンブルでありますので、雇用統計の発表前後でのトレードには十分注意が必要です。
 

ニューヨークオプションカット

前述の「東京オプションカット」と同様に、
ニューヨーク市場の10時(夏時間9時)=日本時間の24時(夏時間23時)
通貨オプションのカットオフタイムのことをいいます。
ニューヨーク市場では、通貨オプションの活発に取引されており、東京市場と同様にカットオフタイムになるとオプション権利の行使をめぐった動きが活発になり、結果として為替市場の値動きを活発にします。
このニューヨークオプションカットの時間、日本時間の24時(夏時間23時)がニューヨーク市場における値動きが大きくなる局面であり、トレーダーとしては売買で利益を狙う注目の時間帯と言えます。
 

まとめ

FXは、24時間取引可能であり、少額の資金で始めることができるため、気軽に始めることができるのが特徴であり、FXの魅力でもあります。
しかし、実際にFXで利益を出すためには、世界の為替市場の特徴を理解し、相場が動きやすい時間帯を狙って売買をすることが必要となります。

これを理解することで、無駄に長時間パソコンの前に張り付くことなく、自分がトレードに集中できる時間帯で、相場が動きやすいポイントを狙って効率よく売買できるようになります。ぜひ、この記事を参考にして、狙い澄まして利益を上げるトレードを実践してみてください。

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