信用取引で損失を出さないために注意すべき4つの危険なケースと回避策

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信用取引危険、といったイメージを持つ人は多くいます。しかし、信用取引の本質はとてもシンプルです。活用のしかた次第で危険度も大きく異なるため、無茶な取引をしなければ良い、ただそれだけのことなのです。

そうはいっても、保証金の約3倍の金額で取引が出来るとなれば、うまく使いこなせば資金効率を大きく高めることができ、短期間で資産を何倍にも増やすことが可能です。
その可能性に期待して、無理に元手の何倍もの信用取引をしてしまい大けがをしてしまう人は後を絶ちません。

利益を出せないどころか、取引に失敗して、損失額が手持ちの資金以上になってしまい、手持ち資金はゼロ、証券会社より借りた資金分の借金まで背負うなんてことにならないよう、

この記事では、信用取引で損失を出さないために注意すべき4つの危険なケースと回避策を解説していきます。

相場のトレンドの大転換がもたらす危険

信用取引では、市場全体が上昇トレンドにあるならば、「買い」を主体にし、下降トレンドにあるならば「売り」を主体する。この非常にシンプルなスタンスを基本とすると、利益が出しやすいです。

簡単じゃないかと思っているかもしれませんが、この非常にシンプルで簡単なスタンスを、あろうことか逆スタンスでとってしまう人は多くいます。このような行動がよく見られるのは、それまで続いてきた市場全体の大きなトレンドが大転換した後にあります。

ここタイミングでの行動を間違ってしまうことが、大きな損失を出してしまう危険なケースの1つです。

大きな上昇トレンドが変わった局面に注意

すでにトレンドが下がり始めているのに、上昇トレンドの時と同じように「買い」主体のスタンスを続けている。利益をとれるはずの基本スタンスとは逆をとっているということは、損失を出しているということになります。

冷静に考えれば、そんなことしないだろうと思うかもしれませんが、実際の売買では今まで続いてきたトレンドのときと同じスタンスを続けてしまうケースがあります。

ここで、一番注意しなくてはいけないのが、大きな上昇トレンドから下降トレンドへ変わったときなのです。

「押し目買い」のつもりが「高値づかみ」になっている

基本的に、「上がっているものを買う、下がっているものを売る」といったシンプルなスタンスです。
しかし、買いのタイミングとして一番良いのは、上昇トレンドの中で「株価がいったん下がったところ」を狙うのが、一番安く変えて利益を得やすくなります。この株価がいったん下がったところを狙って買うことを「押し目買い」と言います。

この押し目買いをすれば、大きな上昇トレンドの中の、短期的な下降トレンドの中で利益を得ることが可能となります。
しかし、ここに大きな損失を生む落とし穴があるのです。

この押し目買いは、市場全体が大きな上昇トレンドにある事が大前提となります。
「安く」買ったつもりでいても、大きな下降トレンドが始まっていた場合、株価はもっと下がって損失が増えてしまいます。
これが最も警戒しなければならない「高値づかみ」です。

しかし、大きな上昇トレンドにあるときに、「下がったところで買い」を何度も成功させていた人は、押し目買いこそが儲ける秘訣だと思い込んでしまいます。

その結果、大きな下降トレンドに変わっているにも関わらず、上昇トレンドのときと同じ「買い」主体のスタンスを続けてしまい、損失を出す危険なケースになってしまうのです。

ここでは、「押し目買い」のつもりが「高値づかみ」になっていないか意識する事、
この点を強く意識しておくことが、信用取引で損失を出さないようにするための回避策となります。

日経平均株価の値動きだけを見て売買をするのは危ない

さて、市場全体の大きなトレンドが変わったときに、それに気づかずに同じスタンスで売買をし続けていれば、それまでの利益は、損失に代わってしまうとご説明しました。

そこで、損失を出さないためには、この大きなトレンドの転換に早い段階で気付くことが重要となりますが、大きなトレンドが転換したことをリアルタイムで察知するのは、プロでも困難なことです。

更に、日経平均株価の値動きと個別銘柄の値動きとの間に温度差が生じることがあることも少なくないため、売買するときに、市場全体のトレンドがすでに転換したかどうかを日経平均株価の値動きだけを見て判断することは、実際のトレンドとの誤差を生む可能性があります。

これは損失をだしてしまう危険なケースになりかねません。

ここでの回避策は、日経平均株価と個別銘柄の値動きにあからさまな温度差が生じている場合、そのあとの値動きに強い警戒をしておくことです。

例えば、日経平均株価が高値を更新しているのに、個別銘柄は下降トレンドになっているというような状況が起きている場合は、
日経平均株価が高値を更新していれば、報道などでは「株式市場は絶好調だ」という印象を与えられますが、実際の市場の実態は悪化していると見なければなりません。

ここを注意して見ておかないと、下降トレンドになっている銘柄が増えているにもかかわらず、「買い」主体のスタンスで売買をし続けることになり、これも損失を出す結果となってしまうのです。

高値を更新している銘柄数と安値を更新している銘柄数に注目

日経平均株価が高値を更新していて上昇トレンドを表しているとき、通常であれば、高値を更新する銘柄は多数あり、逆に安値を更新する銘柄は少なくなります。この状態である以上は市場で儲かっている人の方が多いと捉えて問題ありません。

ところが、日経平均株価が上昇トレンドを表していても、高値を更新する銘柄は増えず、
逆に、日経平均株価が一時的に下降トレンドを表したときには、安値を更新する銘柄が激増するという状況が起きていた場合、これが警戒をしなくてはならない危険なケースの1つです。

この状況になってしまうと、市場で損をしている人の方が増えていると捉えます。

この状況が見えた時には、日経平均株価がいかに上昇トレンドを続けていたとしても、「損をしている」人が多いということならば、そこで「買い」主体のスタンスを修正しないままでいると、それまでの利益はあっという間にマイナスになってしまいます。

早い段階で、売買のスタンスを切り替えるためにも、高値を更新している銘柄数と安値を更新している銘柄数に注目することが、ここでの損失をださないための重要な回避策になります。

下降トレンドに転換したときの行動に注意

市場全体の大きな上昇トレンドの転換は、何度か短期的な上げ下げを繰り返した後にドンと落ちるパターンがよく見られます。
どんと落ちるところを見極められず、株価が急落してしまっても、ここでは焦らず、やるべきこととやってはいけないことをしっかり意識して、できるだけ損失を出さないようにしましょう。

株価の戻りでやるべきこと

株価が急落したことで、それまでの上昇トレンドに途中から乗ることが出来なかった人や、少し安くなったら自分も株を買いたいと待っていた人などが、「ようやく買える」と市場に入ってくることもあります。

それによって、一時的に株価が戻す能性があります。しかし、日経平均株価が急落した場合には、もはや上昇トレンドは終わった可能性が高いと考えましょう。

その際には、それまで利益が出ていた買い建玉も損失を出している状態になっているかもしれません。そのため、一時的な株価の戻りでやるべきことは、残っている買い建玉を手仕舞う最後のチャンスと考えて、買い建玉を極力減らすのが、大きな損失から身を守る回回避策となります。

株価の戻りでやってはいけないこと

この局面でやってはいけないことは2つあります。

1つ目は、
利益が出ている買い建玉をだけを売って、損失状態の建玉を残すことです。
損失状態にある建玉を打ってしまえば、また損失が出る気分になってしまうのかもしれませんが、株価が下がればさらに損失を膨らます事になってしまいます。

2つ目は、
株価が戻ったことで、「もう下降も終わりだろう」という自分の相場観で、この状況で新たに買い建玉を持つことです。
この行為を俗に「ナンピン買い」と言い、保有している株が下落した際に、平均取得価格を下げるためにさらに買い増しをすることです。
平均購入単価が下がってメリットもある方法ですが、かえって損失の拡大に繋がりかねません。

まとめ

信用取引は、うまく使いこなせば資金効率を大きく高めることができ、短期間で資産を何倍にも増やすことが可能な非常に魅力的なものです。
その魅力を最大限活用するために、損失が出てしまう危険なケースを把握し、回避していくことで、破産への危険を取り除き、信用取引をうまく活用して、現金資産を増やしていきましょう。

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