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リスクなしでFXのシミュレーションする方法
FXに興味が出てきて始めてみようと思っていても、「実際にお金を口座に入れるのは不安だな」と感じる人がいるかもしれませんね。
たしかにFXはいわゆる投資ですし、世界中のプロトレーダーと同じ土俵の上で取引して利益を狙っていきますので、簡単ではありません。利益が出ることもあれば、損失になってしまう可能性もあります。このように考えてしまうと、なかなか取引に手を出せないという人もいるのではないでしょうか。少しFXをデモ口座で経験してから、本番口座を始めると安心できますよね。そこで、今回ご紹介するのが、FXのシミュレーションツールです。
リスクなしで取引の体験ができ、実際の感覚をつかんでから取引ができます。そもそもFXにはどのくらいの資金が必要なのか、どのくらいリスクがあるのかを理解して、実際の取引ツールを体験してみるのはとても大切ですね。ではシミュレーションツールについて見ていきましょう。
FXで必要なお金を計算しよう【DMM FX】
まずFXには、どのくらいの資金が必要なのかを知らないといけませんね。FXにはレバレッジという仕組みがあります。本来は「てこの原理」のことです。しかし、FXの場合、少ない資金で大きな金額の取引ができる仕組みを指しています。
つまり、FXを始める場合、金融機関に一定のお金を「証拠金(=担保)」として預けますが、最大25倍の取引が可能なのです。FXは、少ない証拠金で大きな取引ができるのが人気の秘密ですが、それを可能にしているのが、このレバレッジなのです。
注意したいのは大きく稼げる可能性もありますが、逆に大きく損失を出してしまうかもしれないこと。リスクはやはりある投資ですので、慎重に取引をすることが大切です。自分の資金でどのくらいのポジションを保有できるのかを把握していると、過剰なリスクを負わずに済みますね。
外貨の持ち高のこと。ある通貨を買って(売って)、決済注文を出すまでの期間に通貨を保有している状態を指します。
例)ドル円(USD/JPY)
- ドルを1万通貨保有している状態
- →「買いポジションを持っている」と表現します。
- ドルを売って円を買っている状態
- →「売りポジションを持っている」と表現します。
FXでは、「売り」から取引を始められるのも魅力ですね。
通貨ペアの左の通貨(USD)を持っている状態が「買い(ロング)ポジション」、
右の通貨(JPY)を持っている状態が「売り(ショート)ポジション」です。
では、その証拠金がどのくらい必要なのか調べるツールをご紹介します。
今回は、「DMM FX」が提供している証拠金シミュレータを使ってみましょう。
- レート:現在のドル円レート
- レバレッジ:日本国内では25倍固定
- 数量(Lot):DMM FXでは1万通貨(1000通貨のFX会社もあり)
- 純資産額:FX口座に入れる資金
FXには最低取引単位があり、FX会社によって異なっています。DMM FXは1万通貨となっていますが、LION FXなどは1000通貨となっています。口座開設の前に、このような情報を調べておくと役立ちますね。
では、下記の例でレートがどのように影響するのか考えてみましょう。
資産10万円のAさんの場合
100円のとき→必要証拠金:4万円
ドル円レートが120円のときには4万8000円の資金が必要となります。
一方100円のときには、4万円の資金が必要です。
レートによって必要証拠金は異なりますので、慣れるまではこのようなツールを使って調べられます。
ドル円以外にも様々な通貨を調べられますので、試してみてくださいね。
ロスカット金額をシミュレーションしてみよう【外為ドットコム】
FXには「ロスカット」という仕組みが導入されています。ロスカットとは、ポジションの損失が一定の金額に達した時点で、強制的にポジションが決済される制度のことです。FX会社ごとにロスカット・ルールが設けられているのは、さらなる損失の拡大を未然に防ぐためです。
ロスカットにより損失が確定してしまいますが、最低限の資金は残るようになっています。しかし、相場の変動があまりにも激しいとロスカットが適用されなくなり、口座資金がマイナスの状態になってしまうこともあります。
※外為ドットコムの最低取引単位は1Lot=1000通貨です。10Lot=1万通貨となります。
以下の項目を入力してみましょう。
- 入金額:口座内資金
- 取引数量:1Lot=1000通貨
- 売買区分:売りか買いかの選択
- 新規レート:エントリー価格
- 決済レート:決済予定価格
ドル円レート110円で、新規買いポジションを取引するとしましょう。
外為ドットコムのロスカットシミュレータでは、ロスカットレートまでの値幅や発動レートを計算できます。また、利益なども計算できるのも便利ですね。
実際の取引ツールを体験しよう
FXのツールには、初めて聞く用語も多く操作方法の感覚をつかむまで少し時間がかかります。そんなときオススメなのが、デモトレードと取引ツールの体験です。ここでは、LION FXのデモ取引の始め方について説明したいと思います。
LION FXのバーチャルトレードを体験する方法【PC編】
ヒロセ通商の提供しているLIONFXは、豊富な通貨ペアを扱っており、取引ツールも大変使いやすいと評判のFX会社です。
今回は、このLION FXのバーチャルトレードを体験してみましょう。
では、実際にデモ口座を開設する手順を見ていきます。
手順1:デモトレードのクリック
手順2:デモ登録の開始
手順3:情報入力
順番に項目を埋めていきましょう。仮想証拠金は実際に入金しようと思っている金額を設定すると、より本番に近い環境で取引を体験できます。
登録すると、以下の画面が出てきます。
デモユーザーIDと初期パスワードはログインに必要ですので控えておきましょう。
手順4:PCにシステムをインストールする
画面下にある「PCインストール・デモ版をダウンロードする」をクリックするとシステムが自動的にインストールされます。
(※Windowsの場合)
画面に沿ってインストールを完了させましょう。
このようなアイコンが表示されたらインストール完了です。このアイコンをクリックするとログイン画面が表示されます。
実際のログイン画面は以下のようになっています。
いろいろな操作方法を試してツールに慣れておくと、本番の際にも慌てずに操作できますね。ぜひ練習しましょう。
スマートフォンでも取引ツールを体験しよう
スマートフォンでも取引の体験が可能です。アプリをダウンロードしてみましょう。ログインすると、以下のような画面が表示されます。
PCと同じように取引ができますね。
本番環境はもっとエキサイティング
デモ取引では、多少大きな取引単位でポジションを保有しても心理的プレッシャーはほとんど感じませんが、本当のお金を実際に取引するとエキサイティングな感覚がより強くなります。ポジションを保有すると、目まぐるしく損益が変わりますし、ポジションの単位が大きくなればなるほど、いっそう変動が激しくなります。
デモ口座で利益が出たとしても、本番口座では慎重に取引をすることがポイントですね。本番口座では、少額の資金から徐々に始めていきましょう。あくまでも、デモ取引の目的は「取引ツールの操作方法やFX売買の仕組みを理解する」です。操作方法や仕組みを理解できたら、早めに本番口座に移行して、実際の取引を体験してみるのがオススメです。
まとめ
ここまで、FXのシミュレーションの方法について解説してきました。「FXは難しい」と思っている人も、まずはデモ取引で操作方法や取引ツールの使い方に慣れてみてはいかがでしょうか。今回ご紹介したLION FX以外のFX業者でも、デモ口座を提供していますので試してみてくださいね。
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どれも10分ほどで学べる内容になりますので、通勤時間や寝る前のちょっとした時間にご覧ください。