株式投資

割安株見つけ方~バリュー株投資で低リスク・ハイリターンを目指そう!

割安株をご存知でしょうか?割安の名の通りバーゲン価格の銘柄のことです。株式投資の基本である「株は安い時に買って、高く売る」そのままの投資方法だといえます。

今回は割安株とはどのような銘柄なのかから、実際に割安株を見つける方法まで割安株に関するすべてをご紹介していきたいと思います。

また併せてベテラン投資家がおすすめする割安株もご紹介しますので、ぜひ投資に役立ててくださいませ。

割安株とは?

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割安株とはどのような株であるのかをご紹介していきたいと思います。

割安株とは

割安株とは企業の株価水準を測る指標からみて、割安と判断される株式を指します。また割安株は別名バリュー株とも呼ばれることがあります。

割安株の特徴

割安株は様々な投資尺度から見て「安い」と判断される株です。このため、直近の値上がりを期待するような短期投資向きではなく、企業価値の見直しを期待し保有するタイプの長期投資向きの銘柄だといえます。また割安株はリスクが限定的であるため*、投資初心者向きの株であるといえます。

*この点に関しては別項で詳しく解説します

割安株投資に向いているタイプ

本業が忙しく長期投資専門の投資家

割安株投資は基本的に長期投資になるため、日々の値動きを監視することができない忙しいビジネスマン向きの投資方法といえます。

株式投資初心者

割安株投資は一般的にリスクが限定されているため、投資初心者向きの投資方法といえます。

資産形成の手段として株式投資を行う投資家

割安株投資は、キャピタルゲイン&インカムゲインの両方を狙って投資する方法のため、老後資金の運用など資産形成の手段として株式投資を行う投資家向けの投資方法といえます。

割安株の判断方法

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割安株は難易度が低く、投資しやすい銘柄であることがお分かりいただけたと思います。ここではどの銘柄が割安株といわれるのかを具体的に説明します。

PER(株価収益率)からの判断方法

PER=株価÷1株当たりの当期純利益(EPS)

(例)A社(EPS 100円)のPERの出し方

株価が2,000円の場合
2,000円÷100円=20
よってPERは20倍ということになります。

株価が1,000円の場合
1,000円÷100円=10
よってPERは10倍ということになります。

このように株価が下がるとPERも下がります。ですから、PERが低ければ低いほど「割安株」であると判断することができます。

PBR(株価純資産倍率)からの判断方法

PBR=株価÷BPS(1株当たりの株主資本)

PBRは会社の純資産と株価の関係を示す指標です。単純にPBRが1倍を割ってしまっている場合、企業が倒産したとしても企業の財産を売却することで株主に投資資金を全額支払うことができます。逆にPBRが2倍であれば、倒産後の資金回収は投資資金の半分ということです。ですからPBRが低い銘柄に投資することで投資リスクが軽減されます。

テクニカルから売られすぎと判断される銘柄

PERやPBRが高い銘柄でも、テクニカル面から売られすぎで割安と判断されることがあります。

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ただしこういったテクニカル的な割安銘柄は一般的に短期の反発狙いでの売買になるため、長期投資や投資初心者には不向きであるといえます。

なぜ割安株投資は低リスクなのか?

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参照 Yahoo!ファイナンス

上記は低PBR銘柄のトップ10です。マイナス金利の影響からすべて銀行株がランクインしていることが分かります。ここではなぜ割安株投資はリスクが限定されているのかをご説明していきたいと思います。

企業が倒産しても投資金額が全額保全される

理論上PBR1倍割れの銘柄の場合、企業が倒産したとしても投資金額が全額返金されます。ですから割安株はリスクが限定されているということができます。

これは理論上の話ですので、実際に返金されるとは限りません。また返金ということになっても、会社の清算手続きなど返金まで長い時間がかかることにも留意しましょう。

ただし無意味にあまりにも低PBRである銘柄は何らかの問題を抱えていることもありますので、投資する際にはなぜ低PBRのまま放置されているのかをしっかりと調べたうえで投資しましょう。

株価が下げても下が知れている

上記のランキングを見てみましょう。2位332円、3位204円、4位236円、8位128円、と株価の下げ余地が少ない銘柄が多いのが割安株の特徴です。なかでも最も株価の低い128円のじもとホールディングスの株価推移を見ていきたいと思います。

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参照 じもとホールディングス(7161)月足チャート

じもとホールディングスは2012年に上場してから89円―289円のレンジ相場を演じていることが分かります。このように低PBRの割安銘柄は株価が大きく変動しにくく、指数暴落リスクにも強いことがお分かりいただけると思います。

割安株を探してみよう!

割安株は長期投資にピッタリの銘柄であることがお分かりいただけたと思います。ここでは実際に割安株を探す方法をご紹介しましょう。

スクリーニングを利用する

証券会社やYahoo!ファイナンスなどの金融サイトではスクリーニング機能を提供しています。こうしたスクリーニング機能を活用して割安株を見つけましょう。

王道検索!低PBR銘柄

前項のように「低PBR」と検索することで、低PBR銘柄を検索することができます。

低PER銘柄

低PER銘柄の場合、業績は上向きの銘柄であることが一般的です。ですから低PBR銘柄よりも値動きが軽いのが特徴です。

スクリーニングにヒットした銘柄から好業績且つ高配当の銘柄に絞り込む

割安株投資は長期投資が一般的です。ですから銘柄を選択するときには配当を重視しましょう。株価があがらなくても配当をもらうことで、投資に対するモチベーションが上がります。

また「株価はファンダメンタルに収れんする」といわれるように、最終的に株価はファンダメンタルの影響を受けます。ですから、業績が好調である銘柄を選択しましょう。

企業の業績は年4回企業が公表する決算に記載されています。「決算書を見るのは苦手…」という方であれば、みんかぶの決算情報や、株予報の業績予測などを活用すると簡単に情報収集を行うことができて便利です。

みんかぶの決算情報

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参照 みんかぶ

株予報の決算情報

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上記は同じトヨタ自動車(7203)の決算情報です。長期的目線で見る場合はみんかぶを直近の決算の情報を詳しく知りたいときには株予報と使い分けすると情報収集が楽にできます。

決算情報を見る場合には「営業利益」を重視しましょう。営業利益は会社の本業の利益率です。本業が順調=業績が好調ですので、営業利益をしっかりとチェックしていきましょう。

オススメの割安株銘柄

最後にベテラン投資家がオススメする割安株をご紹介していきたいと思います*。

* データはすべて2019年3月1日現在公開済みの情報に基づくものです

割安株の条件≫

  • PBR1倍以下
  • PER14倍以下
  • 3%以上の高配当
  • 東証一部銘柄
  • 好業績

5位 三井物産(8031)

PBR 0.73倍
PER 6.88倍
配当利回り 4.59%
最低購入金額 174,300円
年初来高値 2,120円
年初来安値 1,554円

商社株は日経平均との連動性が低く、現在持合いを上放れしたばかりになっています。よってテクニカル的にも「買い」と判断することができます。

またPBR・PERも低く高配当なため、ポートフォリオに入れておきたいセクターであるといえます。

4位 ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)

PBR 0.55倍
PER 6.85倍
配当利回り 5%
最低購入金額 190,100円
年初来高値 2,887円
年初来安値 1,658円

鉄鋼株は長期レンジ抜けの様相を帯びています。また鉄鋼株の場合為替の影響を受けにくいといったメリットもあるため、ポートフォリオに入れたいセクターであるといえます。また5%という高配当はまさに割安株向きといってよいでしょう。

3位 三光合成(7888)

PBR 0.55倍
PER 5.85倍
配当利回り 4.02%
最低購入金額 34,800円
年初来高値 849円
年初来安値 283円

三光合成は今期経常利益が減少するため売り込まれていますが、営業利益は問題ないため今後大化けする余地の高い銘柄であると判断しました。

年初来安値283円、年初来高値849円と高い爆発力が魅力でもあります。また最低購入金額が34,800円と分散投資がしやすい株価帯であることもおススメの理由であるといえます。

2位 サムティ

PBR 0.95倍
PER 6.47倍
配当利回り 4.91%
最低購入金額 152,900円
年初来高値 2,193円
年初来安値 1,116円

サムティは珍しい不動産業界でPBR1倍割れの銘柄です。その割安さに加え5%近い高配当も魅力の銘柄といえます。さらに業績も増収・増益と好調です。

くわえてテクニカル的にも長期の持合いラインをブレイクしており、まさに青天井の破竹の勢いを感じさせる銘柄です。

1位 ラサ商事(3023)

PBR 0.67倍
PER 6.85倍
配当利回り 3.77%
最低購入金額 87,600円
年初来高値 1,047円
年初来安値 742円

業種自体は地味なラサ商事ですが、テクニカル的にブレイクしてきているため、かなりリターンに期待が持てる銘柄だといえます。さらにこの割安度の高さと業績の好調度合いからファンダメンタル的にも高いリターンが期待できる銘柄といえます。

今回は割安株についてご紹介してきました。リスクが限定的でかつ長期投資向きの割安株投資はまさに投資初心者にピッタリといえます。将来性のある割安株を見つけて投資デビューしてみてはいかがでしょうか。

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