株式投資

親子で株式投資!現役FPが選ぶ未成年口座が開設できる証券会社3選

お金は生きていく上で重要なものである以上、子どものうちから正しい知識を身に付けておくのは非常に大事です。しかし、少なくとも今の日本では、学校でお金のことをちゃんと教えてもらえるとは言えないのが現状です。

「せめて、家の中だけでも……」と思うのなら、親子で株式投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?ここでは、現役のファイナンシャルプランナーである筆者が親子で株式投資をするメリットと、未成年のお子さんでも口座が開設できる証券会社を紹介します。

学校での「お金の授業」事情

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「中学校・高等学校における金融経済教育の実態調査報告書」

平成26年=2014年のものになりますが、金融経済教育を推進する研究会が、「中学校・高等学校における金融経済教育の実態調査報告書」をまとめました。

簡単に言ってしまうと、「全国の中学・高校でどれだけ金融経済教育を行っているか=お金や投資のことを授業で扱っているか」というアンケートです。

1年間で5時間未満

この中に、「現在、金融経済教育を行っている年間の時間数はどの程度か、学年ごとにご回答ください。」という質問がありました。
各学年別で最も多かった時間数をまとめると、次のようになります。
*()内は回答総数における比率

中学校1年生
「0時間」(74.2%)
中学校2年生
「0時間」(58.2%)
中学校3年生
「1~5時間程度」(44.6%)
高校1年生
「1~5時間程度」(60.9%)
高校2年生
「1~5時間程度」(49.3%)
高校3年生
「1~5時間程度」(47.7%)

年間で5時間も授業をしていないのがほとんどのようです。

先生だって実は不満

もちろん、現場の教員=先生方も、この現状に満足しているわけではありません。
同調査では、「金融経済教育に関する教科書の記述についてお聞きします。現在の経済事情と比較して、十分な内容が記述されていると思いますか。」という設問もありました。

これに対し、「やや不十分である」「不十分である」という回答が約4割を占める結果になったのです。

「お金について教えるのは大事だけど、現場がそれに追いついていない」という事実が、これらの調査からもお分かりいただけるでしょう。

親子で株式投資をするメリット

教育現場での金融経済教育=お金や投資の教育が不十分である以上、家庭で補う必要はやはりあります。「でも、具体的に何をすればいいかわからない……」という方におすすめしたいのが、「親子で株式投資をする」です。

メリットをご紹介しましょう。

メリット1・経済、会社、社会の仕組みを学べる

言うまでもなく、株式投資は、「ある企業の株を買う」のが前提です。そのため、その企業に関する情報はもちろん、業界の動向や、為替相場の動き、そして、世界中のニュースにも目を光らせていなければ、適切な意思決定はできません。
つまり、必然的に、これらの情報を自分から調べることになります。

メリット2・知識や考える力が身に付く

お子さんに「自分から調べる」という経験を積ませることには、株式投資以外にもメリットがあります。まず、物事を調べていく際には、本来知りたい情報以外にも目を通す場面が多々あるでしょう。そのような場面の経験を積み重ねていくと、「あれ、これどこかで見たことがある」という知識も増えていくはずです。

また、「なぜ、この企業の株価は上がるのか」をお子さんにも考えてもらうことで、「簡単に答えが出ない問題を考える」経験を積むこともできます。これを読んでいるあなたも、社会人になってから、「簡単に答えが出ない問題を考える」場面に多く出くわした経験、ありませんか?

絶対に大丈夫とは言い切れませんが、子どもの時から「簡単に答えが出ない問題を考える」経験を積んでいれば、乗り越えられることも多いはずです。「自分の子どもには、考える力を身につけさせたい」とお考えなら、一緒に株式投資にチャレンジしてみましょう。

メリット3・コミュニケーションの手段になる

お子さんが株式投資にチャレンジする場合は、口座開設の段階から、ご家族のサポートが不可欠です。当然、綿密にコミュニケーションをとって進めていかないと、うまくいきません。

「仕事で忙しいけど、子どもと話す時間はちゃんと取りたい」という方にも、必然的に話す時間が増える株式投資はおすすめです。一緒に悩んだり考えたりした時間は、お子さんが大人になったときに、かけがえのない宝物になるでしょう。

現役FPが選ぶ、未成年でも口座が開設できる証券会社3選

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「それなら、うちの子と一緒に株式投資やってみようかな……」とお思いでしたら、まずはお子さん名義の証券口座を手配しましょう。現役ファイナンシャルプランナーの筆者が、未成年でも口座が開設できる証券会社を調べました。

楽天証券

オンラインショッピングモール「楽天市場」を中心に、様々な業種の企業を傘下にもつ楽天グループ。その一角である楽天証券では、未成年口座の開設を受け付けています。

楽天証券のメリット

・ポイントが貯まる
楽天グループの傘下企業であるため、取引をするごとに「楽天スーパーポイント」が貯まります。
貯まったポイントで家族旅行も夢ではありません。
・トレードツールが使いやすい
パソコン用の「マーケットスピード」を中心に、使いやすいトレードツールがそろっています。お子さんと一緒にパソコンを見ながら、売買の判断をするのにも便利です。

マネックス証券

1999年に創業して以来、ネット証券ならではの先進的なサービスをいくつも打ち出してきたマネックス証券。こちらでも、未成年口座の開設が可能です。

マネックス証券のメリット

・サポート体制が充実
特筆すべきなのは、パソコン操作の技術的な質問に答える「パソコンサポートダイヤル」も用意されていることです。
株式投資はやってみたいけど、パソコンが苦手で……」という方でも。安心して取り組めます。
・無料の投資情報も豊富
マネックス証券に口座を持っていれば、会社四季報の電子版や、世界有数の金融機関であるJ.Pモルガンのアナリストレポートなど、様々な投資情報が無料で購読できます。

SBI証券

もともとは通信大手のソフトバンクグループの傘下だったため、社名に「SBI」とついています。現在はグループを離脱していますが、先ほど紹介したマネックス証券と同様、ネット証券ならではの画期的なサービスに定評がある会社です。

SBI証券のメリット

・手数料が安い
手数料について、SBI証券は、「アクティブプラン」といって、1日の約定代金合計額に対して手数料がかかるプランを設けています。このプランの場合、1日の約定代金の合計額が10万円までの場合、手数料が0円です。ネット証券は手数料が安い会社が多いですが、その中でも破格の安さでしょう。
・シミュレーションツールが充実
SBI証券では、口座開設者向けに、「チャート形状銘柄検索ツール」を提供しています。簡単に言うと、「チャートの形を選ぶと、その形に近い銘柄を検索できる」ツールです。お子さんと一緒に、「この形はどこの銘柄?」と試行錯誤するのも楽しいでしょう。
13万人が学んだ
投資の英知を手に入れたい方へ

僕が運営している投資の学校とは、2008年に「世界水準の投資教育と最高の学びを提供する」というビジョンの元、
大学受験の予備校のようなスタイルで一流の投資家から直接、彼らの実践方法を学べる学校として創業しました。

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大変多くの勝ち組投資家が誕生しています。

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どれも10分ほどで学べる内容になりますので、通勤時間や寝る前のちょっとした時間にご覧ください。

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