仮想通貨

リブラとビットコインの違いとは?今後の可能性を徹底解説

リブラとは

通貨の価値=流動性

リブラの解説をする前にまず、「通貨」と呼ぶのは何か、ここをおさえていきたいと思います。

仮想通貨には様々な種類がありますが、共通点はブロックチェーンであることで、それ以外の部分は一切異なっています。通貨の価値とは、実は流動性にあります。受け取る人がいなければ、通貨とは呼べません。その通貨の価値を支えているのは信頼感です。例えば、政治体制や、軍事力、経済力がそれにあたります。そして流動性という点に関しては、ビットコインは通貨とは呼べません。暗号資産というのが正確な表現でしょう。値動きが激しいので、通貨としては使えないのです。

一方、米ドルは流動性もあるし換金性も高いです。BISで見ると、米ドルの外為市場のシェアは圧倒的で88%ぐらいあります。SDR(Special Drawing Right)と呼ばれる、IMFの仮想通貨に近いバスケット通貨の構成比率を見ると、米ドルが一番大きいことがわかります。しかし、トランプ大統領になってから、ドルの流動性が少し損なわれてきました。例えば、イランやベネズエラなどでドル口座を封鎖すると、ドルが不便になります。そういったことを自分たちの手で行うことで、ドルを不便にしていっています。

中国とロシアがお互いに制裁をされているため急接近しており、人民元とルーブルの中露貿易が6年前の7%未満から4年後には18%になっています。ロシアは外貨準備をドルからユーロや中国元、円に変えています。ファーウェイに関しても、プーチン大統領はロシアの5Gのシステムはファーウェイに任せるとしています。トルコ、パキスタンも人民元だけの貿易に同意しています。ポルトガルはユーロ圏で初めての人民元建て国債を発行し、フィリピンと、ペソと円を直接交換できる市場を創設するということです。

つまり、ドルの信頼性が低下し、その代わりに中国元が台頭してきているのです

リブラの登場

ドルの覇権が揺らいだところで、そこを攻めたフェイスブックがリブラを発表しました。アメリカ当局がリブラを危険視しているのは、リブラは国境のないグローバルな通貨を目指しているからです。国境を作ろうとしているトランプ大統領にとっては都合が悪いのです。

リブラは以下のような3つの謳い文句を掲げています。

1.安全で大規模で信頼性の高いブロックチェーンを基盤

2.ステーブルコイン、安全資産の裏付け

3.エコシステムの発展を目指す独立したリブラ協会が運営

つまり、公共財としてデザインされるべきだということを言っているのです。なぜなら、既存の金融システムは弱者ほど割高で、政治的、恣意的に恣意的に利用が制限されているからです。テクノロジーを使って、信用力を分析して必要なサービスを低コストで提供できると言っているのです。

また、リブラを用いた取引は誰にも把握できません。おそらく、フェイスブックにもわからないと思われます。そのため、匿名性は抜群で誰もが安心して使うことができますしかし、匿名性があることでマネーロンダリングや脱税の温床になる可能性もあります。

facebookの狙いは金融インフラ

代替通貨で商品やサービスの購入決済、個人間の送金も手軽に安価にできるリブラ経済権を作りたいという狙いがあります。そのための専用アプリをフェイスブックが作る。フェイスブックの対話アプリであるワッツアップやメッセンジャーも使うことができます。フェイスブックのユーザー基盤である24億人に、専用アプリで入ってくるリブラ独自のユーザーを合わせると、大変な数になります。

携帯電話はあってインターネットにもアクセスできるのに、銀行口座もなく、送金もできない、金融システムの外にいる人が世界には10億人います。そういった人たちにアプリを提供することで、リブラで送金できるようになるのです。

リブラ・アソシエーション(協会)

フェイスブックの子会社であるカリブラが、リブラの発行も含め、リブラアソシエーションを運営しています。リブラの中央銀行のようなものです。

カリブラはリベラの貯蓄、送金、支払いを行います。金融機関で行われる認証や詐欺防止プロセスなど、金融機関としてすべきことを行います。しかし、情報提供は基本的にやりません。

リブラ・アソシエーション協会参加企業・団体

リブラアソシエーションに加盟するには1000万ドル以上の出資が必要です。リブラ・アソシエーションに参加しているのは現在28団体。

決済会社ではビザ、マスターカード、ペイパル、ストライプ、ペイユー、メルカドパゴ、イーベイ。ネット通販会社のファーフェッチ、音楽配信のスポティファイ、そしてウーバー、リフト。ブッキング・ホールディングス。ボーダフォン、イリアッド。コインベースとかアンカレッジ、ザポ、パイソントレールズ。

このように、大きなところではVISAやマスターカード、Paypalなども加盟しています。そのため、今後は大化けするのではないかと予測することができます。

リブラの魅力点

リブラに換えたら、それをすぐに米ドル、ユーロ、円、ポンドなどの預金や、各国の国債に換え、バスケットで100%裏付けしているので安心できるということです。しかし、利子が付くリザーブ資産は来ないので、リブラを持っていても無利子です。利子を付けたら、マイナス金利で日本の預金は全部出て行ってしまいます。そうではなく、ただ流通のためだけ、決済・送金のためだけに便利だということです。

裏付けが100%であるため、リブラの方が法定通過よりも安全性が高いので、利子がつかなくても平気という人はリブラに預金することを考えられます。インフレすると通貨の価値が減っていくので、そういう国はリブラで持っておいた方がいいでしょう。ビットコインも値動きが激しいので、高値の時に交換してリブラを持っていれば安心です。リスクヘッジとして外貨を持っている人が、ポートフォリオの一部としてリブラを活用することもあるでしょう。

専用アプリで円をリブラに換えると、発行されたリブラはすぐに日本国債にいくのではないかと思われます。なぜなら、日本円は安全資産なので為替リスクを取る必要がないからです。リブラは為替リスクがないので、安全資産を運用し、その利息収入から利益を得ることになるのです。リブラを調達する側としては、リブラ経済圏に組みいられることになります。クレジットカードで使う、ペイパルで使う、キャッシュレス社会を先導していく。リブラさえ持っていれば何でも買えるようになってくるのです。

運用サイドとしてはどうでしょうか。日本国債のイールドカーブを見てみると、企業への融資もあり得るでしょう。何故かというと日本の国債はゼロで非常に安全だからです。日本で運用するとすればCPをやるか、それともほぼゼロでも銀行預金をやるか、トレーディング的に長期債を持つか、ということになります。そういう運用をやれば比較リスクが少ないのです。いかにこれがマイナス金利であったとしても、外貨に出るのはリスクを取ってしまって資産100%保全は難しくなります。アメリカの場合は全く問題ありません。そのため1か月で2%以上取ることができる。2%取れるということは、100億ドルあれば2億ドルとすごいことになります。

リブラ経済圏の問題点

リブラ経済圏の問題点は、加盟しているクレジット会社はリブラを持たないということです。商店やメーカーなどがリブラを受け取らなければ、決済会社はもう1回リブラをこちらに売り戻して法定通貨を受け取るしかありません。そのため流通という意味では多分リブラは全然問題ないと思いますが、資産がどんどん膨らんでいくかどうかは、こちらにかかっているでしょう。円だけで持っているとリスクがあるので、安全性のためにリブラを持つのではないでしょうか。

ビットコインとの違い

リブラは通貨覇権を脅かすような通貨だと言えます。米ドルと戦えるのはリブラだけです。円もインフレリスクがありますが、自国通貨にリスクを感じている人からすれば、何らかの形で資産保全をしたいと考えます。その時、リブラが有用であるという可能性も出てきます。安全性は抜群で、世界で一番動かない通貨になるからです。

ビットコインは決済機能はなく、通貨とは名ばかりの投機的小商品です。マイニングは高コストなので、マイナス利回りを抱えた投機商品です。ビットコインで、リブラで決済できるようになれば、ビットコインにとっては追い風です。

リブラの弊害懸念

リブラの弊害懸念としては以下の2つが挙げられます。

弊害1.短期国債が想定外の金利低下

弊害2.地方銀行の預金者が預金を下ろしてリブラを買った場合

「弊害1」に関しては、私たちにとって悪い話ではありません。「弊害2」に関しては、カリブラがリザーブを地銀に預けるより国債、メガバンクなどに預金が流れる可能性が高いでしょう。すると、地銀は減ってしまうのではないかと思われますが、幸いなことに金利がゼロなので、それを目当てにお金が流れることはありません。

懸念としては、犯罪や制裁破りが挙げられるでしょう。グローバルで国境がないということは、制裁をしているアメリカにとってはとても困ることになります。ベネズエラやイランの庶民がフェイスブックやアプリを使えれば、リブラに抜け道で資産を保全することができます。インフレ率1000%、10000%になってもリブラを持っている限り安心です。マネーロンダリングやテロ資金の調達とか送金は確かに困りますが、テロはいけないけど戦争は良いのかという疑問にもつながります。

つまり、フェイスブックは明らかに国家や権力に挑戦しているのです。テロは悪いけど、国家も悪いのではないか。国家は我々の情報を100%握っている。ところが一般企業が握ったらけしからんと言っている。その国家は皆の為に本当に使っているか怪しいから、フェイスブックのリブラが出てきたのです。

心理学的に、人は現金から遠ざかるほど支払いに対する痛みが減るそうです。脳は現金で支払うと体の痛みと同じ部分が反応するらしいのです。そのため商品券やポイントは、痛みや罪悪感が減ります。政府はお金を使って欲しいので、リブラ歓迎をしない理由が日本政府にはありません。

リブラの今後

リブラが基軸通貨になる可能性

2020年の運用開始までに、リブラ協会への参加企業は、銀行を含めて100になると予測されます。するとFX取引にリブラが使われるようになり、リブラが基軸通貨になる可能性が大きくなるのです。そのため、リブラ円という取引ではリブラは動きません。リブラ円の取引は円高か円安かだけの取引です。そのためとてもわかりやすいものとなり、投資やお金の業界に対して大きな革命になる可能性があります。

リブラに換える時は、オンライン決済ではペイパルなどが行います。クレジットカードがあれば消費の全てができるようになります。リブラ協会に日本企業はありませんが、日本企業が入ることになれば面白いでしょう。リブラ協会は100社しか入れないのです。現在の世界人口76億人。金融システムの外にいる成人が17億人。フェイスブックのユーザーが24億人。17億人と24億人を足して41億人がリブラのマーケットです。世界人口の半数以上であるため、世界で最も多くの人々に使われている通貨が出現する可能性があるのです。

世界のどの国よりも予算の大きな仮想国家が誕生

Facebookのユーザー数が24億であれば、それは決済で500ドルぐらいいっても、日本円で6万円になります。毎月6万円使えば、それだけでもリザーブが1兆2000億ドル(130兆円)になります。だから、世界一のファンドになるのです。世界一のファンドであるGPIFが140兆円、150兆円ないので、それを少しでも超えれば、世界一のファンドになれます。そのファンドが運用資金を持っていれば、世界のどの国よりも予算が大きな仮想国家になるとも言えます。議会は世界各国100の企業団体が事業決定し、行政は実際の運用はカリブラがやる、司法は各国政府や監督官庁がやる、ということになるでしょう。本当の意味の民主的な国家をカリブラ、フェイスブックが作る可能性があります。

また、リブラはドル以上の信用力も取ってもおかしくありません。そのためキャッシュレスを政府当局が否定する理由はそこにあるのではないかと思われます。なにせ、世界は仮想通貨という名前でビットコインを認めました。リブラはビットコインよりもさらに安全なので、ビットコインを認めた以上リブラを否定する根拠を政府当局は持っていません。

まとめ:個人投資家が今後気を付けていくこと

投資家から見ると、何もかもあがっているということは、市場にお金が入ってきているという見方をします。3大商品と言われる、株式、債券、証券がすべて上がっているのは、お金が入ってきているからです。一番怖いのはすべてが下がり、資金が逃げていく時です。ところがその資金が入っている背景が金融緩和で、一時的に中断しましたが、世界はものすごい緩和の方向で資金を出しています

企業もお金を持っています。株高のアメリカ株、何と言っても企業の自社株買いです。それによって追い詰められたかたちで、ミューチャル・ファンドとか年金政府がここになって買い始めた可能性がゼロではないと思います。企業はコンスタントに買っていき、利上げなど何らかの拍子で落ちると、株価が下がります。

米中貿易戦争が悪化したとか、イランともっとこじれたなど色々な影響で株価が下がると、中央銀行はさらにお金を出し、さらにお金が利回りになります。だから、売られたところは買って良いのです。アメリカ株は買われた後は高値更新ですが、日本株も、高値更新できないだけで、売られたところは買えるのは同じ状況です。個人を抽出して強烈に売っているからです。アメリカは2017年、2018年は買いに回って、2019年も買ってますので、変な相場になります。谷越えをしっかり確認してから買うことが大事です。

 

ところで
投資業界の世紀の大実験
知ってますか?

時は1980年代。
場所はアメリカ、ニューヨークの金融都市、
ウォールストリートジャーナル。

そこに2人の天才投資家がいました。

ひとりはリチャードデニス。
400ドルを数十億ドルにしたともいわれる、
1960年代後半から活躍した伝説のトレーダー。

もう一人はウイリアムエッグハート。
数学者でしたが、投資の才能もあり、
天才トレーダーとして名が知られていました。

そして、
この二人が口論となったのです。

口論のテーマは、
「勝ち組投資家は、教育で育てることができるのか」ー

リチャードデニスは「できる」と言い、
ウィリアムエッグハートは「できない」と言いました。

亀の養殖所の近くでなされたこの口論は、
のちにタートルズ・プロジェクトという名称で、
投資業界を揺るがす世紀の大実験となりました。

彼らは 新聞で求人広告を掲載し、
1億円の運用資金を与え、投資家育成の実験を行った、
と言われています。
 
その実験は4年半にわたり行われ、
年平均80%以上を稼ぐ投資家を例外なく育てた、
と言います。

しかし、その教育手法は長い守秘義務契約により、
世に明かされることはありませんでした。

時が経ち、長い守秘義務期間が終わり、
タートルズの手法は元タートルズ生により1000万円単位の
高額なプログラムとして公開されるようになりました。

その内容、興味はありませんか?
もしあなたが、少しでもこの内容に興味があるのであれば、

日本でタートルズ研究の第一人者と呼ばれる天才投資家が、
その全貌を無料で明かします。

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